クズなキミからの不適切な溺愛
「好きだよ」
「私も好き」
再び唇を交わせば、彼が私をゆっくりベッドに寝かせ、丁寧に愛撫していく。
まるでガラス細工に触れるようにそっと、優しく労わるように。頭の先からつま先までゆっくりともどかしいほどに。
「あ……、吉良……く」
「大丈夫、気持ちよくなって」
彼の甘い声と彼の指から紡ぎ出される快楽が毒のように全身に回って、思考はほとんど停止する。
「私……っ」
「いいよ」
その声と同時にお腹から何かが溢れたのがわかった。
「はぁっ……吉良…くん、もう」
「だめ。痛くしたくないから」
彼は意地悪く笑うと、また私の中を指先で弄ぶ。
静かな寝室に私の声と水音だけが響いて、快楽が何度も繰り返される。
何度達したかわからなくなって、意識が飛びそうになったとき、彼が私の足を大きく開いた。
そして待ちわびた熱い塊がようやく入り口に当たって、身体がびくんと跳ねた。
「挿れるね」
その言葉に頷けば、すぐに身体の中に吉良くんが入ってくる。
「ンンッ………ッ」
「……力、抜いて」
思っていた以上の質量が身体の中に入ってきて、私は身を捩る。
大きく息を吸う間もなく、彼が力強く入ってきて、私は快楽から逃れるようにシーツをかき集めた。