クズなキミからの不適切な溺愛
※
吉良くんと正式に交際を始めて二週間が経った。
あれから、夜にインターホンを押されることもなく、和馬から絡まれることも連絡もない。
交際は順調すぎるほどにうまくいっている。
私は事務所でパソコンを打ちながら、口元を僅かに緩めた。
(三ヶ月ほど前まではただの後輩だったのに)
事務所の壁にかかっているホワイトボードには隣の席の彼は午後から営業で、そのまま直帰予定となっている。
(確か今日は安堂不動産の新社長就任のレセプションパーティーって言ってたよね)
吉良くんは忙しい合間を縫って、必ず私を送ってくれていたが今日は私から断った。
(心配してくれるのは嬉しいけど、あんまり負担にはなりたくないし)
彼にこう言ってしまうと、頼ってくれないと拗ねてしまうので口には出さないが、私だって吉良くんに心配ばかりかけたくない。
「みんな、少しいいかな」
吉良くんと正式に交際を始めて二週間が経った。
あれから、夜にインターホンを押されることもなく、和馬から絡まれることも連絡もない。
交際は順調すぎるほどにうまくいっている。
私は事務所でパソコンを打ちながら、口元を僅かに緩めた。
(三ヶ月ほど前まではただの後輩だったのに)
事務所の壁にかかっているホワイトボードには隣の席の彼は午後から営業で、そのまま直帰予定となっている。
(確か今日は安堂不動産の新社長就任のレセプションパーティーって言ってたよね)
吉良くんは忙しい合間を縫って、必ず私を送ってくれていたが今日は私から断った。
(心配してくれるのは嬉しいけど、あんまり負担にはなりたくないし)
彼にこう言ってしまうと、頼ってくれないと拗ねてしまうので口には出さないが、私だって吉良くんに心配ばかりかけたくない。
「みんな、少しいいかな」