クズなキミからの不適切な溺愛
ここ二週間は吉良くんと過ごすことが多く、毎日畳んでいた洗濯物は二、三日に一度のペースで畳むようにしていた。
「うーん……無意識にやったのかな?」
記憶を辿るがわからない。
でもおそらく無意識にやったのだろうと結論つければ、スマホが震えた。
──『光莉さん、お疲れ様。家、ついた?』
──『あと、デザイン賞おめでとう! やったじゃん』
可愛いトイプードルのおめでとうスタンプも送られてきて、私は思わず笑顔になる。
そして返信をしようとソファーに座ると、手に持っていた郵便物を目の前のテーブルに置いた。
「え?」
郵便物に目をやれば、そこには同じ白い封筒の手紙が三通見えた。
消印がなく、宛名は『新名光莉様』となっていて、差出人もない。
「何、これ……」
少し震える手で開封すれば、中から一枚の紙が出てきた。
『君は間違ってる』
パソコンの文字で大きく縦にそう書かれた文言を見ながら私は血の気が引く。
すぐに残りの封筒をあければ、それぞれに一枚の紙が入っていて、同じようにパソコンの文字で文章が書かれている。
『気づかない君は愚かだ』
『君は僕のモノ』
私は手紙を投げ捨てると、すぐに吉良くんに電話をかける。
コール音は鳴るが彼は出ない。
(お願い……、出て)
その時だった。
──ピンポーン
「うーん……無意識にやったのかな?」
記憶を辿るがわからない。
でもおそらく無意識にやったのだろうと結論つければ、スマホが震えた。
──『光莉さん、お疲れ様。家、ついた?』
──『あと、デザイン賞おめでとう! やったじゃん』
可愛いトイプードルのおめでとうスタンプも送られてきて、私は思わず笑顔になる。
そして返信をしようとソファーに座ると、手に持っていた郵便物を目の前のテーブルに置いた。
「え?」
郵便物に目をやれば、そこには同じ白い封筒の手紙が三通見えた。
消印がなく、宛名は『新名光莉様』となっていて、差出人もない。
「何、これ……」
少し震える手で開封すれば、中から一枚の紙が出てきた。
『君は間違ってる』
パソコンの文字で大きく縦にそう書かれた文言を見ながら私は血の気が引く。
すぐに残りの封筒をあければ、それぞれに一枚の紙が入っていて、同じようにパソコンの文字で文章が書かれている。
『気づかない君は愚かだ』
『君は僕のモノ』
私は手紙を投げ捨てると、すぐに吉良くんに電話をかける。
コール音は鳴るが彼は出ない。
(お願い……、出て)
その時だった。
──ピンポーン