クズなキミからの不適切な溺愛
安堂副社長には大変申し訳ないが、あの三箇条だけを鵜呑みにするのは迷いがあり、この有難いお言葉を先日、ついにAIから授けて貰ったのだ。

この言葉に、俺は目から鱗が落ちた。それ以来、この言葉を胸に、光莉さんの恋人という肩書きを死守するべく日々、模索しながら奮闘している。



「ようし、五分で片付けよ」

俺は正座すると、いつも光莉さんが畳んでいる畳み方を思い出しながら、バスタオルとフェイスタオルを畳んでいく。

そして自分のTシャツを畳もうと、手に引き寄せたときだった。

「うおっ!」

俺はTシャツの下から見えた、水色の下着に大きな声を上げた。

(こ、これは……光莉さんの……)

(ダメだ、見るな!)

(目の毒だ!)

俺はTシャツを元の位置に戻すと、一呼吸おく。

そして今度は自分のトイプーのスウェットを手に持った時だった。

「えっ……、うおおっ!」
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