クズなキミからの不適切な溺愛
再び頭を抱えた私を見ながら 吉良くんが上半身を起こし、ベッドに手のひらをつく。
そして彼の端正な顔が私をのぞき込んで、顔が勝手に熱くなる。
「そんなに嫌でしたか?」
「嫌……っていうか」
昨夜の途切れ途切れの記憶を思い出せば、恥ずかしすぎて、いますぐここから逃げ出したくなる。
「その……こんな、こと……しちゃうなんて」
すると彼がクスッと笑った。
「嘘。最後まではシてないですよ」
「え! そうなの?」
私はその言葉に全身を確認する。
改めて確認すればブラこそつけてないが、キャミソールとショーツはちゃんと身につけている。
そもそもご無沙汰の私なら仮に《《そうなっていたら》》多少の身体の違和感はあるはずだ。
「良かったぁ……」
「良かった? それは心外すね」
胸を撫で下ろした私に吉良くんが子供のように口を尖らせている。
「俺、あんな拷問受けたの初めてですからね」
「拷問……? ええっと……それはつまり」
(最後までシてない……拷問って……)
「ご想像通りです。途中で意識飛ばした新名さん、無理やり抱けませんから」
「い、意識飛ばした……」
「ですね。そのあと男の俺としては拷問でしかないってわけです」
「ご説明と……お、お気遣い……どうも」
「あ。ちなみにですけど誘ってきたのは新名さんですからね。てか見えてるよ。見たけど」
「へ?」
私はその言葉に一瞬固まってから、あわてて毛布を身体に巻き付けた。
「きゃあっ、ちょっと何見てんのよ! 変態っ」
そして彼の端正な顔が私をのぞき込んで、顔が勝手に熱くなる。
「そんなに嫌でしたか?」
「嫌……っていうか」
昨夜の途切れ途切れの記憶を思い出せば、恥ずかしすぎて、いますぐここから逃げ出したくなる。
「その……こんな、こと……しちゃうなんて」
すると彼がクスッと笑った。
「嘘。最後まではシてないですよ」
「え! そうなの?」
私はその言葉に全身を確認する。
改めて確認すればブラこそつけてないが、キャミソールとショーツはちゃんと身につけている。
そもそもご無沙汰の私なら仮に《《そうなっていたら》》多少の身体の違和感はあるはずだ。
「良かったぁ……」
「良かった? それは心外すね」
胸を撫で下ろした私に吉良くんが子供のように口を尖らせている。
「俺、あんな拷問受けたの初めてですからね」
「拷問……? ええっと……それはつまり」
(最後までシてない……拷問って……)
「ご想像通りです。途中で意識飛ばした新名さん、無理やり抱けませんから」
「い、意識飛ばした……」
「ですね。そのあと男の俺としては拷問でしかないってわけです」
「ご説明と……お、お気遣い……どうも」
「あ。ちなみにですけど誘ってきたのは新名さんですからね。てか見えてるよ。見たけど」
「へ?」
私はその言葉に一瞬固まってから、あわてて毛布を身体に巻き付けた。
「きゃあっ、ちょっと何見てんのよ! 変態っ」