クズなキミからの不適切な溺愛
※※
「いただきまーす」
「いただきます……」
あの後、丁重に告白をお断りしたのだが、吉良くんが納得しないため、とりあえず交互にシャワーを浴びた。
そして現在、私がシャワーをしている間に吉良くんが買ってきてくれたベーグルを向かいあって食べている状況だ。
「ここの『ベーグル・ルナ』って店、大通りのとこに二号店できたんですよ」
「あ、一号店は都心に近いとこだよね」
「そうです。食べてみてください」
吉良くんが、豪快にかぶりつくのをみると急にお腹が減ってくる。よく考えたら昨晩はご飯を食べていない。私も大きな口でベーグルにかぶりついた。
「ん! おいしー!」
「光莉さんが喜んでくれて良かった」
「ぐ……っ」
私はベーグルを喉に詰まらせそうになって慌ててルイボスティーを飲む。
「ちょっと……なんでいきなり名前呼ぶのよ。心臓に悪いじゃない」
「昨晩、キスしながらそう呼んだなって」
吉良くんは形のいい唇の端を引き上げて見せる。
(この男……手慣れすぎ)
私はキッと彼を睨む。
「いただきまーす」
「いただきます……」
あの後、丁重に告白をお断りしたのだが、吉良くんが納得しないため、とりあえず交互にシャワーを浴びた。
そして現在、私がシャワーをしている間に吉良くんが買ってきてくれたベーグルを向かいあって食べている状況だ。
「ここの『ベーグル・ルナ』って店、大通りのとこに二号店できたんですよ」
「あ、一号店は都心に近いとこだよね」
「そうです。食べてみてください」
吉良くんが、豪快にかぶりつくのをみると急にお腹が減ってくる。よく考えたら昨晩はご飯を食べていない。私も大きな口でベーグルにかぶりついた。
「ん! おいしー!」
「光莉さんが喜んでくれて良かった」
「ぐ……っ」
私はベーグルを喉に詰まらせそうになって慌ててルイボスティーを飲む。
「ちょっと……なんでいきなり名前呼ぶのよ。心臓に悪いじゃない」
「昨晩、キスしながらそう呼んだなって」
吉良くんは形のいい唇の端を引き上げて見せる。
(この男……手慣れすぎ)
私はキッと彼を睨む。