クズなキミからの不適切な溺愛
「好きです。俺じゃダメ?」

欲を孕んだ熱い眼差しに全身がカッと熱くなる。

「だ、だめじゃないけど、あのちゃんと気持ち伝えたいから」

「……ん? それって俺のこと好きってこと?」

「……それは……その好き、だと思う」


彼の切長の目が僅かな見開かれたあと、すぐに細められる。
 

「じゃあ──もう俺に抱かれてください」


そのまま彼に唇を塞がれて息ができないほどにキスを繰り返される。 

「ンンッ……ん」

「ちゃんと息してくださいね」

「ふ……あっ……ッ」

彼の大きな手がスウェットの中に入ってきて、ブラのホックが外される。  


「待って、電気……、あっ……」

そして露わになった小さな胸の先端を指先で摘まれながら、彼の唇が鎖骨に吸い付いてくる。

「っ……」 

「俺のものにするね」

吉良くんはネクタイを横に引いて床に落とすとワイシャツのボタンをひとつふたつと外す。

そして再びキスをしてから、彼の唇がツンと立ち上がった胸の先端を喰むように触れて、声が我慢できない。

「ン……あっ、吉良、く……」

「好きだよ……ひー……ちゃ、ん」

(え?)
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