クズなキミからの不適切な溺愛
※
吉良くんが連れてきてくれたラーメン屋さん『はるか』は会社から徒歩10分ほどの所にある、魚介系醤油ラーメンがイチオシの知る人ぞ知る名店だ。
私は一度も来たことなかったのだが、吉良くんと交際して一か月ほどたった頃、一度連れてきてもらったことがある。今日で二回目だ。
「今日は空いてますね」
「うん、お腹すいてたからラッキーだね」
私たちが注文をすませると十分ほどで熱々の『はるか醤油ラーメン』が目の前に置かれる。
二人一緒にいただきますをしてから箸を割り、すぐに食べ始める。
「んん、美味しいー」
「醤油はここが一番美味いすよね」
「吉良くん、誰かに教えてもらったの?」
「ああ、仲いい先輩に教えてもらって。結構芸能人も来てるみたいですよ」
私が壁に飾られている色紙に目をやれば、吉良くんは玉子を口に放り込む。
「あ、吉良くん見て。マカのサインもあるー」
「本当すね、てか光莉さんがデザイン担当してるアイスティーのCM、マカに決まったんでしたっけ?」
マカは今、この日本で知らない人はいないほど有名な国民的俳優で、特に二十代の女性を中心に爆発的な人気を誇っている。
吉良くんが連れてきてくれたラーメン屋さん『はるか』は会社から徒歩10分ほどの所にある、魚介系醤油ラーメンがイチオシの知る人ぞ知る名店だ。
私は一度も来たことなかったのだが、吉良くんと交際して一か月ほどたった頃、一度連れてきてもらったことがある。今日で二回目だ。
「今日は空いてますね」
「うん、お腹すいてたからラッキーだね」
私たちが注文をすませると十分ほどで熱々の『はるか醤油ラーメン』が目の前に置かれる。
二人一緒にいただきますをしてから箸を割り、すぐに食べ始める。
「んん、美味しいー」
「醤油はここが一番美味いすよね」
「吉良くん、誰かに教えてもらったの?」
「ああ、仲いい先輩に教えてもらって。結構芸能人も来てるみたいですよ」
私が壁に飾られている色紙に目をやれば、吉良くんは玉子を口に放り込む。
「あ、吉良くん見て。マカのサインもあるー」
「本当すね、てか光莉さんがデザイン担当してるアイスティーのCM、マカに決まったんでしたっけ?」
マカは今、この日本で知らない人はいないほど有名な国民的俳優で、特に二十代の女性を中心に爆発的な人気を誇っている。