クズなキミからの不適切な溺愛
お昼を買いに行くには時間が、早すぎる上に、派遣である彼女が外に営業にいくことはない。
俺は周りに不審に思われないようにしながら、跡をつけていく。
高梨はエントランスを出るとビルの裏手に周る。そこには配達のトラックが止まっていて配達員らしく男が立っている。高梨は男から茶色の封筒を受け取るのが見えた。
(私物を会社で受け取ったのか?)
高梨は封筒を片手に、そのまま足早にエントランスに入っていく。
俺は立ち去ろうとしている男に駆け寄ると、慌てていたフリをして思い切りぶつかった。
「わっ……!」
男が手に持っていた伝票の束がバラバラと辺りに散らばる。
「すみません」
「ちょっと、困るって」
「すぐ拾います」
俺は伝票を拾い上げながら、うちの会社の名前を探す。
(あった!)
──『お届け先 ……ツリードリンク……人 新名光莉様』
(な……!)
俺はその伝票をポケットに押し込むと、他の伝票を配達員に渡し、その場を立ち去る。
そして営業先に向かいながら、すぐに光莉さんへ電話を入れた。
俺は周りに不審に思われないようにしながら、跡をつけていく。
高梨はエントランスを出るとビルの裏手に周る。そこには配達のトラックが止まっていて配達員らしく男が立っている。高梨は男から茶色の封筒を受け取るのが見えた。
(私物を会社で受け取ったのか?)
高梨は封筒を片手に、そのまま足早にエントランスに入っていく。
俺は立ち去ろうとしている男に駆け寄ると、慌てていたフリをして思い切りぶつかった。
「わっ……!」
男が手に持っていた伝票の束がバラバラと辺りに散らばる。
「すみません」
「ちょっと、困るって」
「すぐ拾います」
俺は伝票を拾い上げながら、うちの会社の名前を探す。
(あった!)
──『お届け先 ……ツリードリンク……人 新名光莉様』
(な……!)
俺はその伝票をポケットに押し込むと、他の伝票を配達員に渡し、その場を立ち去る。
そして営業先に向かいながら、すぐに光莉さんへ電話を入れた。