クズなキミからの不適切な溺愛
※
吉良くんから会社の電話に連絡があったのは二時間前だ。
仕事の要件かと思ったが、彼から聞かされた美蘭の話に私はなんとか平静を装ったものの、彼女が持っている私宛の封筒の中身が気になってしょうがない。
(何が入ってるんだろう)
吉良くん曰く、伝票は大手ネットショップのもので中身の記載はなかったそうだ。
おそらくだが注文したアカウントも捨て垢で、届け先を私の名前に偽装したのは万が一、何かしらがバレても、辿れば私の名前が出てくるように細工したのではないかと言っていた。
(一体何する気……?)
私はパソコン越しに美蘭を見るが、彼女は大人しくパソコンを叩いている。
「高梨さん、ちょっとこの資料の件で打ち合わせいいかな?」
「はい」
課長に呼ばれて美蘭が事務所を出ていく。
吉良くんから電話があってすぐに美蘭が事務所に戻ってきたのだが、その際に茶色の封筒を抱えており、鞄に入れたのを私は目撃していた。
(鞄、いつも机の下においてるよね)
お昼前とあって、すでに営業はほとんど外勤に出ており、残っている社員は私含めて数名だ。
(いましかない……)
吉良くんから会社の電話に連絡があったのは二時間前だ。
仕事の要件かと思ったが、彼から聞かされた美蘭の話に私はなんとか平静を装ったものの、彼女が持っている私宛の封筒の中身が気になってしょうがない。
(何が入ってるんだろう)
吉良くん曰く、伝票は大手ネットショップのもので中身の記載はなかったそうだ。
おそらくだが注文したアカウントも捨て垢で、届け先を私の名前に偽装したのは万が一、何かしらがバレても、辿れば私の名前が出てくるように細工したのではないかと言っていた。
(一体何する気……?)
私はパソコン越しに美蘭を見るが、彼女は大人しくパソコンを叩いている。
「高梨さん、ちょっとこの資料の件で打ち合わせいいかな?」
「はい」
課長に呼ばれて美蘭が事務所を出ていく。
吉良くんから電話があってすぐに美蘭が事務所に戻ってきたのだが、その際に茶色の封筒を抱えており、鞄に入れたのを私は目撃していた。
(鞄、いつも机の下においてるよね)
お昼前とあって、すでに営業はほとんど外勤に出ており、残っている社員は私含めて数名だ。
(いましかない……)