家族になった来栖くんと。
「そうそう。ナマモノどーすんのよ!!って、あれは大変だったわ……」
「ふふっ。私、なんか怖くてリビングに入れなかったもん」
「オーラすごかったわよね?話しかけるなオーラっていうか、察しろオーラが。まだつぐみは8歳だったものね〜」
「…ありがとうお母さん。これで眠れそう」
おかゆを食べて、布団に戻る。
食欲があるなら大丈夫。
これは身体がびっくりしちゃっただけ。
私が風邪を引いたときの魔法の言葉のような常套句をお母さんから聞いて、ゆっくり目を閉じた。
「…………のど……、かわいた……」
ベッド脇のペットボトル、いつの間に空っぽになっていたんだろう。
何度か無意識のうちに飲んでいたんだ、私。
パチッと目が覚めた、夜中の2時半。
「はあ…、はあ……」
たぶん今、いちばん熱が上がってる。
冷えピタの水分もカラカラ。
部屋に戻ったら新しいのに替えなくちゃ。
それよりまずはキッチンに向かってお水……。
部屋を出たはいいものの、思うように身体が動かない。