家族になった来栖くんと。




「てか、その呼び方やめてくんない?お友達ってなに?」


「え?だってきみはつぐみちゃんのお友達じゃん。ってことは俺たちだってお友達だろ?」


「………あぁ、うん、もういーや。うん、いいよそれで。はい」



あ、寧々ちゃん思考ストップさせた。


あるある。

須和くんと話していると、なんていうか考えるほうが無駄かもしれないって思うときがあるんだよね…。


ビバ、須和くんマジック。



「そうだつぐみちゃん、体育祭での男女二人三脚リレーだけど。俺とペアにしといたから」


「えっ……」


「がんばろーね?えいえい?」


「……お…、おー…?」



そっと控えめなこぶしもプラスして。



「最高。かわいい」



という私たちの会話を見つめて、「…ふつーにいいじゃん」とつぶやいた寧々ちゃんが居たとは。



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