家族になった来栖くんと。




もう1人は高校進学を機に離ればなれになったことから自然消滅。

それも笑い話にできている寧々ちゃんがたまに、羨ましくなる。



「まあ高校も違うわけだしさ。お姉さんのほうは家に住み着くかもだけど、弟とは滅多に関わらないだろうから大丈夫っしょ?」


「そうだね。家族の集まりとかも別に、そこまで無いだろうし」


「がんばれ結婚式」


「………言ってるそばから見つけないで。寧々ちゃん」



来月の半ばだと言っていた。

本当はクリスマスにしようか迷ったらしいが、半ばが彼女さんの誕生日ということもあってそちらを優先にしたと。


お兄ちゃんが結婚……。


まだ妹として実感は薄くありつつも、祝福の気持ちはいっぱいだ。



「てか、チャラいの?元カレ」


「…チャラくは、ないかな。でも男女両方から声かけられてるような…」


「あ~、1軍には所属してるけどクールポジの自由人パターンね。いちばんモテるやつ」



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