家族になった来栖くんと。




「寧々とオレ、中学まで全部クラス同じでさ~。ほんと最悪だったわー」


「いやそれ私のセリフな??あっ、この子つぐみっていうの。ちょっと抜けてるとこあるけどいい子だから!」


「よろしく!俺はタイチ、こっちはユウタ!」



男2対女2という、謎すぎる構図があった。



「あっ、あの…」


「ん?」


「お、お手洗いに…!」


「えっ!?ちょっとつぐみ!」



初めてご対面した南高校の男子生徒を置いて、寧々ちゃんの腕を引っぱる。


これって周りから見れば合コン?

それともダブルデート…?



「聞いてないよ寧々ちゃん…!」


「うん。だって言ったらぜったい来てくれないもん」


「…これは……なにを目的にしてるの…?」


「んー。ほら、最近いろいろあってつぐみキャパオーバーしてたっしょ?そろそろ他の男子にも目を向けてみよう会的な!」



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