イケメンドクターは癒されたい!!〜まさかの推しは家事代行の中野さん〜
慶悟は美麗の涙を手で拭い、キスをした。
「むしろ恋愛を諦めてた俺にレミィでも美麗でも出会ってくれてありがとう、大好き美麗、こんなに人を好きになったのは初めてだ(笑)」
「ふふっ、私も」
明日楽しみだなと話しながら2人は眠りについた。
次の日の朝、軽く朝食を済ませ美麗は小さな花柄のワンピース、慶悟はブルーのシャツに紺のスラックス、ジャケットを手に持ち近くの映画館に行った。
前から2人が見たいと話していた映画を見て、カフェで映画の話で盛り上がり、その後には光のアートを麻布台で堪能した。
夜にはホテルのディナーを慶悟が予約してくれていた。
「美味しい、コース料理なんて初めてで緊張する」
「俺も滅多に来ないよ、ただ学会とかはホテルを使う事が多いからな、その時に食事をするくらいだ」
デザートも食べ終わると、慶悟はジャケットのポケットから小さな箱を目の前に置いた。
「美麗が頑張ったからご褒美」
「えっ?」
慶悟は箱をパカッと開けるとダイヤの指輪が入ってあった。
「慶悟さん、これダイヤ?こんなの貰えないよ、私何も返せない」
美麗は手をフリフリしていいよとジェスチャーをする。
「返さなくてもいい、これは婚約指輪のつもりで買ったから」
「えっ!」
慶悟は指輪を美麗の左手の薬指にゆっくりはめた。
「美麗、俺と結婚してください」
「…は…い…嬉しい、ありがとう」
上に部屋を取ってある、と慶悟は言うと2人は部屋へ向かった。