お母さまは魔王さま! ~私が勇者をたおしてお母さまを守ります!~
「うーん、うーん、おもい……」
勇者たち一行は困惑しながらそれを見守った。
「手伝いましょうか?」
見かねたポールが尋ねる。
「ダメなの、自分でやらないと……お母さまがね、自分でなんでもできるようになりなさいって」
「そうですか」
ポールが心配そうに見守る中、アシュリンは一生懸命に剣の柄をひっぱる。
「鍔がひっかかってますね。いったん中に戻して、斜めにしてみてください」
「こう?」
「そうそう、上手いですよ」
ポールの指導のもと、アシュリンは一生懸命に手を動かしている。
「これ……なんの時間だ?」
「さあ?」
グラントの困惑に、勇者は肩をすくめて返した。
「とれたー!」
魔剣を引っ張り出すことに成功したアシュリンに、
「良かったですねー!」
ポールが拍手をするから、アシュリンは、えへん、と胸をそらす。
魔剣は重くて、取り出したはいいものの、完全に持ち上げることができずに地面に剣先がついている。
「これで勇者をたいじするのー!」
ご機嫌で走ろうとした直後、魔剣の重さに負けてまた転んだ。
「あらあら……」
魔術師が抱き起すと、アシュリンは半べそをかいていた。
勇者たち一行は困惑しながらそれを見守った。
「手伝いましょうか?」
見かねたポールが尋ねる。
「ダメなの、自分でやらないと……お母さまがね、自分でなんでもできるようになりなさいって」
「そうですか」
ポールが心配そうに見守る中、アシュリンは一生懸命に剣の柄をひっぱる。
「鍔がひっかかってますね。いったん中に戻して、斜めにしてみてください」
「こう?」
「そうそう、上手いですよ」
ポールの指導のもと、アシュリンは一生懸命に手を動かしている。
「これ……なんの時間だ?」
「さあ?」
グラントの困惑に、勇者は肩をすくめて返した。
「とれたー!」
魔剣を引っ張り出すことに成功したアシュリンに、
「良かったですねー!」
ポールが拍手をするから、アシュリンは、えへん、と胸をそらす。
魔剣は重くて、取り出したはいいものの、完全に持ち上げることができずに地面に剣先がついている。
「これで勇者をたいじするのー!」
ご機嫌で走ろうとした直後、魔剣の重さに負けてまた転んだ。
「あらあら……」
魔術師が抱き起すと、アシュリンは半べそをかいていた。