継母に無能と罵られてきた伯爵令嬢ですが、可愛い弟のために政略結婚をいたします
おずおずとヴィンセントの顔を見ると、貴族子女なら誰もが顔を赤らめてしまうだろう微笑みがあった。
愛されてる。これが、ずっと求めていた愛だというの?
ベッドに降ろされた私は、ヴィンセント様の手が髪を撫でてくるのが気恥ずかしくて、もぞもぞとシーツを引き上げた。
息を整えた私はベッドの上で姿勢を正した。そうして、ヴィンセント様に向かって深く頭を下げた。
「どうした。ヴェルヘルミーナ?」
突然のことに驚いたのだろう。ヴィンセント様の声に少しの戸惑いを感じた。だけど、私はそのまま頭を上げずにお礼を口にした。
「ヴィンセント様のおかげで、ケリーアデルを捕らえることが出来ました。ありがとうございます」
「それは、君が能力で成したものだ」
「その能力も、アーリック族に会うことで知ることができたのです。そうでなければ、私は気付くことすらなかったでしょう。すべて、ヴィンセント様と出会えたおかげといえます」
愛されてる。これが、ずっと求めていた愛だというの?
ベッドに降ろされた私は、ヴィンセント様の手が髪を撫でてくるのが気恥ずかしくて、もぞもぞとシーツを引き上げた。
息を整えた私はベッドの上で姿勢を正した。そうして、ヴィンセント様に向かって深く頭を下げた。
「どうした。ヴェルヘルミーナ?」
突然のことに驚いたのだろう。ヴィンセント様の声に少しの戸惑いを感じた。だけど、私はそのまま頭を上げずにお礼を口にした。
「ヴィンセント様のおかげで、ケリーアデルを捕らえることが出来ました。ありがとうございます」
「それは、君が能力で成したものだ」
「その能力も、アーリック族に会うことで知ることができたのです。そうでなければ、私は気付くことすらなかったでしょう。すべて、ヴィンセント様と出会えたおかげといえます」