一夜限りの契約妻──冷徹御曹司の独占愛は甘すぎて逃げられない
シャワーで泡を流し終えると、聖さんが大きなバスタオルを広げ、私の体を丁寧に包み込んでくれた。

「綺麗な体してるね。」

囁きに、顔から火が出そうなくらいかぁっと熱くなる。

「ううん……」

小さく首を振ると、彼は何も言わずに私を抱き上げた。

腕の中は驚くほど安定していて、重ささえ感じさせない。

バスルームを出ると、柔らかな照明に照らされたベッドへそっと横たえられる。

シーツの感触がひんやりと肌を撫で、心臓が跳ね上がった。

「真帆……君を俺のモノにするよ。」

耳元で落ちる吐息が首筋をかすめ、体がびくりと震える。

「待って……」

声が震えた。

「私……」

怖い。けれど──それ以上に、この人に抱かれたい。

どうしても離れたくなくて、私は思わず彼の胸にしがみついた。
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