恋は、苦くて甘い
それから、海翔は以前の明るい海翔に戻った。

〜中総体前日〜

5時間の授業が終わって、掃除の時間だった。

海翔とは同じ班なので、同じ掃除場所。

すると、海翔が緊張した様子で私に話しかけた。

「今日さ、もしよかったら一緒に帰らない?」

「あ、ごめん。今日もう帰る約束しちゃってて...」

「あぁ、おーけー。じゃあ、今度また誘うわ」

海翔はとても残念がっていた。

でも、私はとてもうれしかった。

「また誘って。待ってるから!」

「あぁ、うん。とりあえず、その前に中総体頑張ろうな。」

「あ、そうだ!明日試合じゃん・・・。」

すると海翔の手が頭に伸びてきて...
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