Semisweet.
「ほら、次菜穂の番な。」
そう言われて、瑞野の好きな所を考える。
「うーん…、面倒見が良い所。誰にでも気さくで優しい。機転が利く…。」
「それ全部仕事の事じゃね?」
「仕方ないでしょ!私達本気でお互いにそういう風に見た事ないんだから!」
そう言うと瑞野の表情が一瞬だけパッと消えた様な気がした。
まるで私が間違えている事を言った様な、そんな気になる。
瑞野の顔を見ているとまたいつもの表情に戻って「考えとけよ、絶対どこが好き〜?とか聞かれるから」と言ってふと顔を前に向けて私から逸らす。
今の表情が気になったけど、問い詰める事も何か言う事もできなかった。
「…というか、お腹減らない?」
「あ、減ったかも。作ってきてくれた?」
「気に入るかは分からないけどね!気合いは満タンに入ってる!」
「体育会系かよ。」
そう言って笑う瑞野に私も笑い返して、持ってきたお弁当を1つ瑞野に渡す。
包みを開いて開ける瑞野に若干ドキドキしながら反応を見ていると、開けるなり何を反応するでもなく、じっとお弁当を見ている。
見た目、そんなに悪くないと思っていたけど好きじゃなかったかな?と瑞野の様子を見ていると、手の甲で口元を隠して何やら少しにやけているように見える。
それからこっちに向いて笑いかけてくるその笑顔に思わずときめいてしまった。
「やば、こんな嬉しいと思わなかった。」
「嬉しい?美味しそうとかじゃなくて?」
「美味そうだけど、俺のために時間使ってここまで一生懸命仕上げてくれたことが嬉しい。ありがとうな。」
料理してこんな風にお礼を言われたのいつぶりだろ。
婚約者にはやって当たり前みたいな態度だったし、喜ばれた事なんて付き合いたての時以外ない。
本当の恋人の様な擽ったい気持ちに、久し振りにすこしどきどきしている。
そう言われて、瑞野の好きな所を考える。
「うーん…、面倒見が良い所。誰にでも気さくで優しい。機転が利く…。」
「それ全部仕事の事じゃね?」
「仕方ないでしょ!私達本気でお互いにそういう風に見た事ないんだから!」
そう言うと瑞野の表情が一瞬だけパッと消えた様な気がした。
まるで私が間違えている事を言った様な、そんな気になる。
瑞野の顔を見ているとまたいつもの表情に戻って「考えとけよ、絶対どこが好き〜?とか聞かれるから」と言ってふと顔を前に向けて私から逸らす。
今の表情が気になったけど、問い詰める事も何か言う事もできなかった。
「…というか、お腹減らない?」
「あ、減ったかも。作ってきてくれた?」
「気に入るかは分からないけどね!気合いは満タンに入ってる!」
「体育会系かよ。」
そう言って笑う瑞野に私も笑い返して、持ってきたお弁当を1つ瑞野に渡す。
包みを開いて開ける瑞野に若干ドキドキしながら反応を見ていると、開けるなり何を反応するでもなく、じっとお弁当を見ている。
見た目、そんなに悪くないと思っていたけど好きじゃなかったかな?と瑞野の様子を見ていると、手の甲で口元を隠して何やら少しにやけているように見える。
それからこっちに向いて笑いかけてくるその笑顔に思わずときめいてしまった。
「やば、こんな嬉しいと思わなかった。」
「嬉しい?美味しそうとかじゃなくて?」
「美味そうだけど、俺のために時間使ってここまで一生懸命仕上げてくれたことが嬉しい。ありがとうな。」
料理してこんな風にお礼を言われたのいつぶりだろ。
婚約者にはやって当たり前みたいな態度だったし、喜ばれた事なんて付き合いたての時以外ない。
本当の恋人の様な擽ったい気持ちに、久し振りにすこしどきどきしている。