Semisweet.
「…分かる訳無い。」

「じゃあ分かるまで傍で考えてて。それまで気長に答え合わせ待ってるよ。」

「なにそれ。今教えてくれても良いのに。」

「タイミングじゃないから駄目~。」


 そう言いながら一緒にお弁当を食べてそれから他愛の無い話をしている。

 瑞野と一緒に居るのは心地が良いのに、今日はドキドキして全然心地なんてよくない。むしろ心臓に悪いまである。


「午後からどこ行くの?」

「間違いなくアウトドアではねぇな。」

「でしょうね!期待もしてない!」


 このインドア派な男がこれ以上外に居たら干からびてしまうんじゃないか。

 元々今日はお互いに好きな事をしようと話して出てきた日だから、午後から外じゃなくても何も文句も無い。

 それから2人で座って話して、陽が一番高くなってきた頃暑くてその公園の場所から離れた。
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