お守りに溺愛を込めて~初恋は可愛い命の恩人~
そんなやり取りが行われていた多摩支店の事は本社も他の支店ももちろん知らず、スクリーンを見ると既にWeb会議は終了していた。
ふぅ…
恥ずかしいやら何やらで一気に疲労困憊した私の元に、保科さんと田巻さんがやって来た。
…何だろ……もっと疲れる事になるのだろうか…
「ほ…宝花さん…」
「はい」
「あの……色々とごめんなさい!私、あなたの言い分を何も聞かずに、ルナの事を信じてしまって……今さら謝っても…許して貰えないと思うけど…」
「本当にごめんなさい。勝手な思い込みで迷惑を掛けてしまったこと……本当に申し訳なかったです……さっきのルナを見れば皆さんにもお分かり頂けたと思うけど…改めて皆さんに私達が間違っていた事をきちんとお話しするから…」
いきなりそんな事を言われて、許すとも許さないとも答えられずにいると、葵がスッと私の前に出てくれた。
「疑いが晴れたのは良かったですけど、ナツコはね、大好きなこの仕事を辞めることも考えてたんですよ?ていうか、辞めるつもりですけどね」
「辞めるって…そこまで…」
「おやおやぁ?桜賀とルナさんをくっつけたいがために、邪魔なナツコを辞めさせたかったんですよねぇ?トイレでそう言ってましたよねぇ?それもあって執拗に嫌がらせしてたんですもんねぇ?…って、そこまでされたら辞めたくなるのも当たり前でしょーが!こんな…ほぼ四面楚歌な状況で、しかも仕事に支障が出るような嫌がらせを受け続けたのよ!? そんな最悪な環境でなんて働き続けられるわけがないわ!それがいくら天職だとしてもね!」
「…………」
「…………」
「もちろんルナさんが一番悪いんだけど、あなた方も同罪よ!ナツコを一方的に悪者にして、普段からルナさんを擁護する上司や他の人達をも巻き込んで卑怯な嫌がらせをしてたんだから!」
「……ごめん…なさい」
「そーいや、嫌がらせをしてたのって、主にナツコより上の人達よね。これって、パワハラ?ルナさんのしたことも含めて後で本社に聞いてみようかしら。…っていうか、桜賀があそこまでするってことは、もう上層部には知れ渡ってるのかもね」
「あ……本当に…申し訳ありませんでした…」
「…ごめんなさい…本当にごめんなさい…」
2人は目に涙を浮かべ、神妙な面持ちのまま私達に頭を下げると、静かに会議室を出ていった。
それを目で見送ると壁の時計が目に入り、気づけば既にお昼の休憩時間に入っていたため、葵と私も足早に会議室を出て、近くの公園へと向かった。
ふぅ…
恥ずかしいやら何やらで一気に疲労困憊した私の元に、保科さんと田巻さんがやって来た。
…何だろ……もっと疲れる事になるのだろうか…
「ほ…宝花さん…」
「はい」
「あの……色々とごめんなさい!私、あなたの言い分を何も聞かずに、ルナの事を信じてしまって……今さら謝っても…許して貰えないと思うけど…」
「本当にごめんなさい。勝手な思い込みで迷惑を掛けてしまったこと……本当に申し訳なかったです……さっきのルナを見れば皆さんにもお分かり頂けたと思うけど…改めて皆さんに私達が間違っていた事をきちんとお話しするから…」
いきなりそんな事を言われて、許すとも許さないとも答えられずにいると、葵がスッと私の前に出てくれた。
「疑いが晴れたのは良かったですけど、ナツコはね、大好きなこの仕事を辞めることも考えてたんですよ?ていうか、辞めるつもりですけどね」
「辞めるって…そこまで…」
「おやおやぁ?桜賀とルナさんをくっつけたいがために、邪魔なナツコを辞めさせたかったんですよねぇ?トイレでそう言ってましたよねぇ?それもあって執拗に嫌がらせしてたんですもんねぇ?…って、そこまでされたら辞めたくなるのも当たり前でしょーが!こんな…ほぼ四面楚歌な状況で、しかも仕事に支障が出るような嫌がらせを受け続けたのよ!? そんな最悪な環境でなんて働き続けられるわけがないわ!それがいくら天職だとしてもね!」
「…………」
「…………」
「もちろんルナさんが一番悪いんだけど、あなた方も同罪よ!ナツコを一方的に悪者にして、普段からルナさんを擁護する上司や他の人達をも巻き込んで卑怯な嫌がらせをしてたんだから!」
「……ごめん…なさい」
「そーいや、嫌がらせをしてたのって、主にナツコより上の人達よね。これって、パワハラ?ルナさんのしたことも含めて後で本社に聞いてみようかしら。…っていうか、桜賀があそこまでするってことは、もう上層部には知れ渡ってるのかもね」
「あ……本当に…申し訳ありませんでした…」
「…ごめんなさい…本当にごめんなさい…」
2人は目に涙を浮かべ、神妙な面持ちのまま私達に頭を下げると、静かに会議室を出ていった。
それを目で見送ると壁の時計が目に入り、気づけば既にお昼の休憩時間に入っていたため、葵と私も足早に会議室を出て、近くの公園へと向かった。