お守りに溺愛を込めて~初恋は可愛い命の恩人~
「今日はこちらまでご足労いただきありがとうございました。また東野が同席できずに申し訳ございません。お選び頂いたお品物は責任を持って納品させて頂きますので、今後とも宜しくお願いいたします」

「こちらこそ、お忙しいところありがとうございました。それでは失礼します」

響のその挨拶に合わせて私も隣で軽く頭を下げると、一歩前に出た間宮くんが私の頭を軽く撫でた。

「ナツ、今日会えて嬉しかったよ。近い内に連絡するな」


はぁ!? 何を言ってるの!?

…という感情が一瞬表情に出てしまったかもしれないが、私も響を見習い、貼り付けた薄い笑顔だけを返すに留めた。

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