君と始める最後の恋
「今はまだ類さんで許してください!無理なんです!」
「ダメ、類。呼んでみなよ。意外と行けるかも。」
「先輩意地悪です…!」
先輩はいたずらっ子の表情になっていて可愛いけれど心臓に悪い。
急に呼び方を変えるだけでも難しいのに…。
「郁、呼んで。」
相変わらず郁って呼び捨てにする時の破壊力がすごい。驚きすぎて声が出なくなる。同時に胸が締め付けられていてすごく苦しい。郁って呼ぶ時の声の優しさが心地良いはずなのにドキドキしすぎてとてもではないけど安心なんて出来ない。
掠れる声を何とか振り絞って、先輩の名前を口にする。
「類………くん…。」
一生懸命呼んだけど、さんだと固いと言われてしまうので、結局類くん呼びに落ち着く。
おそらく顔が真っ赤であろう私の顔を先輩が見た後、口元を抑えて笑っている。
人が必死に呼んでいるのに…!
「なっ、何笑ってるんですか!」
「いや、なんでもない。」
「あー、もう!怒った!」
そう言いながら不貞腐れる私を見て更に笑っている。
怒っているのに先輩のその笑顔を見るだけで許せてしまうの。辛そうな顔をしている先輩を私が笑顔にしたい、笑っていてほしいとずっと思っていた。それが今目の前で叶っていて、私も思わず笑顔になってしまう。
「ダメ、類。呼んでみなよ。意外と行けるかも。」
「先輩意地悪です…!」
先輩はいたずらっ子の表情になっていて可愛いけれど心臓に悪い。
急に呼び方を変えるだけでも難しいのに…。
「郁、呼んで。」
相変わらず郁って呼び捨てにする時の破壊力がすごい。驚きすぎて声が出なくなる。同時に胸が締め付けられていてすごく苦しい。郁って呼ぶ時の声の優しさが心地良いはずなのにドキドキしすぎてとてもではないけど安心なんて出来ない。
掠れる声を何とか振り絞って、先輩の名前を口にする。
「類………くん…。」
一生懸命呼んだけど、さんだと固いと言われてしまうので、結局類くん呼びに落ち着く。
おそらく顔が真っ赤であろう私の顔を先輩が見た後、口元を抑えて笑っている。
人が必死に呼んでいるのに…!
「なっ、何笑ってるんですか!」
「いや、なんでもない。」
「あー、もう!怒った!」
そう言いながら不貞腐れる私を見て更に笑っている。
怒っているのに先輩のその笑顔を見るだけで許せてしまうの。辛そうな顔をしている先輩を私が笑顔にしたい、笑っていてほしいとずっと思っていた。それが今目の前で叶っていて、私も思わず笑顔になってしまう。