フェルナンドの薔薇は王弟殿下の愛で輝く~政略結婚で人族に嫁いだ魔族令嬢は、王弟殿下の優しさで愛を知る~
「私はフェルナンドの薔薇です。エドワード様をお守り……は難しいかもしれませんが、頼られる妃になりたいです。だから──」
驚いた顔をして私を見るエドワード様の視線をとらえなかわら、私が戦闘において出来ることを考えてみた。
攻撃魔法は無理ね。
できることといったら、足手纏いにならないようにすることかしら。そうなると、やるべきことはたった一つよ。
「悪魔がきたら、一目散に逃げますわ」
「逃げる? そうか、逃げるか!」
私の覚悟を聞き、エドワード様は楽しそうに顔を綻ばせた。
「なんで笑われるのですか?」
「いや、そこは『私が守ります』というのかと思ってね」
「それは……戦闘向きの魔法が得意であれば、そうしますが」
残念なことに、苦手なのよね。
身体の小さい私は、どんなに魔力を練っても、魔法の威力を膨らませられない。そもそも、有している魔力が少ないから仕方ないのだけど。
「足手纏いになるのはよくありません。なので、逃げます」
驚いた顔をして私を見るエドワード様の視線をとらえなかわら、私が戦闘において出来ることを考えてみた。
攻撃魔法は無理ね。
できることといったら、足手纏いにならないようにすることかしら。そうなると、やるべきことはたった一つよ。
「悪魔がきたら、一目散に逃げますわ」
「逃げる? そうか、逃げるか!」
私の覚悟を聞き、エドワード様は楽しそうに顔を綻ばせた。
「なんで笑われるのですか?」
「いや、そこは『私が守ります』というのかと思ってね」
「それは……戦闘向きの魔法が得意であれば、そうしますが」
残念なことに、苦手なのよね。
身体の小さい私は、どんなに魔力を練っても、魔法の威力を膨らませられない。そもそも、有している魔力が少ないから仕方ないのだけど。
「足手纏いになるのはよくありません。なので、逃げます」