フェルナンドの薔薇は王弟殿下の愛で輝く~政略結婚で人族に嫁いだ魔族令嬢は、王弟殿下の優しさで愛を知る~
「ははっ、それはいい。もしもの時は、私の魔法に巻き込まれない距離まで、全力で走るんだぞ」
楽しそうに笑うエドワード様の向かい、護衛騎士のローレンスが驚いた顔をしていた。
「ローレンス、もしもの時はリリアナの逃走経路を確保するんだぞ!」
「なにを仰いますか? 護衛騎士はエドワード様をお守りするのが役目ですわ。私など構わず、エドワード様をお守りください」
「それはよくない。もしも、悪魔が私を飛び越えて君のところにいったらどうする?」
「全力で方向転換いたしますわ」
「なら、私は全力で君を追うとしよう」
だんだん、不毛な会話をしているような気がしてきた。
そんな私たちを見ていたローレンスは頭を抱えると「お二人で逃げてください」といった。
「私が、殿下と妃殿下をお守りいたします」
「リリアナ様! 私も全力でお守りします!」
姿勢を正すローレンスの横で、デイジーが拳を握った。彼女の不安も、いつの間にか飛んでいったようだ。
楽しそうに笑うエドワード様の向かい、護衛騎士のローレンスが驚いた顔をしていた。
「ローレンス、もしもの時はリリアナの逃走経路を確保するんだぞ!」
「なにを仰いますか? 護衛騎士はエドワード様をお守りするのが役目ですわ。私など構わず、エドワード様をお守りください」
「それはよくない。もしも、悪魔が私を飛び越えて君のところにいったらどうする?」
「全力で方向転換いたしますわ」
「なら、私は全力で君を追うとしよう」
だんだん、不毛な会話をしているような気がしてきた。
そんな私たちを見ていたローレンスは頭を抱えると「お二人で逃げてください」といった。
「私が、殿下と妃殿下をお守りいたします」
「リリアナ様! 私も全力でお守りします!」
姿勢を正すローレンスの横で、デイジーが拳を握った。彼女の不安も、いつの間にか飛んでいったようだ。