フェルナンドの薔薇は王弟殿下の愛で輝く~政略結婚で人族に嫁いだ魔族令嬢は、王弟殿下の優しさで愛を知る~
「間違いありません。侍女たちからそれとなく聞き出しました。どのご令嬢も、王妃様と懇意にされていない諸侯のお嬢様だそうです」
「……ヴィアトリス王妃と懇意にしていないの?」
デイジーの報告に違和感を覚え、首を傾げた。
私室で開くお茶会、それも夜の開催なのよ。親しくしていない令嬢を招くなんて、おかしいわ。王妃の誘いとあれば、どの令嬢だって断りはしないだろうけど。
ヴィアトリス王妃はなにを企んでいるの?
私を囲い、エドワード様の弱みを聞き出すことが目的なのかと思っていたけど。それだけじゃないような気がしてきたわ。
「夜のお茶会には、なにか他に目的があるのかもしれないわね」
「そうだな……ローレンス、招待状の送り先はわかるか?」
「はい。招待状の目的はわかりませんが、送り先は判明しました。パスカリス侯爵家、ノーブル子爵家、セルダン子爵家です」
すらすらと出てきた家名を聞いたエドワード様の眉が少し釣り上がった。
「……なるほど。彼らを取り込もうとしているのか」
「エド、どういうことですか?」
「……ヴィアトリス王妃と懇意にしていないの?」
デイジーの報告に違和感を覚え、首を傾げた。
私室で開くお茶会、それも夜の開催なのよ。親しくしていない令嬢を招くなんて、おかしいわ。王妃の誘いとあれば、どの令嬢だって断りはしないだろうけど。
ヴィアトリス王妃はなにを企んでいるの?
私を囲い、エドワード様の弱みを聞き出すことが目的なのかと思っていたけど。それだけじゃないような気がしてきたわ。
「夜のお茶会には、なにか他に目的があるのかもしれないわね」
「そうだな……ローレンス、招待状の送り先はわかるか?」
「はい。招待状の目的はわかりませんが、送り先は判明しました。パスカリス侯爵家、ノーブル子爵家、セルダン子爵家です」
すらすらと出てきた家名を聞いたエドワード様の眉が少し釣り上がった。
「……なるほど。彼らを取り込もうとしているのか」
「エド、どういうことですか?」