フェルナンドの薔薇は王弟殿下の愛で輝く~政略結婚で人族に嫁いだ魔族令嬢は、王弟殿下の優しさで愛を知る~
震えるディアナの前に、パスカリス侯爵が歩み出た。そうして、その場に膝をついて深く頭を下げた。
「陛下、不出来な娘をお許しください。ディアナの貴族籍剥奪とアルヴェリオンからの追放を望みます。このアルヴェリオンに二度と足を踏み入れぬよう、そこの騎士と共に、どうか……寛大な処罰を」
涙にぬれたパスカリス侯爵の顔を見た陛下は、低くため息をつく。それから静かに衛兵を呼んだ。
「衛兵、ディアナ・パスカリスとブルック卿を連れて行け。丁重にな」
ロベルト王の言葉に従い、衛兵はディアナと騎士を連れて部屋を出ていった。
二人が弁明をすることもなく、手を握りあう姿を見て「愛の証明」という言葉が脳裏を掠めた。
それから、ロベルト王は泣きじゃくるクラリッサとマリアンヌに優しく声をかけ、彼女たちに無体を働いた騎士たちを連れて行くよう指示を出す。
「ガルエン卿……そなたのことも、残念だ」
「陛下、不出来な娘をお許しください。ディアナの貴族籍剥奪とアルヴェリオンからの追放を望みます。このアルヴェリオンに二度と足を踏み入れぬよう、そこの騎士と共に、どうか……寛大な処罰を」
涙にぬれたパスカリス侯爵の顔を見た陛下は、低くため息をつく。それから静かに衛兵を呼んだ。
「衛兵、ディアナ・パスカリスとブルック卿を連れて行け。丁重にな」
ロベルト王の言葉に従い、衛兵はディアナと騎士を連れて部屋を出ていった。
二人が弁明をすることもなく、手を握りあう姿を見て「愛の証明」という言葉が脳裏を掠めた。
それから、ロベルト王は泣きじゃくるクラリッサとマリアンヌに優しく声をかけ、彼女たちに無体を働いた騎士たちを連れて行くよう指示を出す。
「ガルエン卿……そなたのことも、残念だ」