フェルナンドの薔薇は王弟殿下の愛で輝く~政略結婚で人族に嫁いだ魔族令嬢は、王弟殿下の優しさで愛を知る~
一瞬うろたえた表情を見せたデイジーは、ちらりとエドワード様に視線を送る。そうして、彼が頷くのを見ると「かしこまりました」といった。
なにか余計なことをお願いしてしまったかしら。
もしかして、あんなことが起きたから、二人は私のことを思い出すのも辛いのかも。だとしたら、贈り物は迷惑にしかならないのでは……
不安に俯きかけると、エドワード様は「心配ない」といって微笑んだ。
「二人の子爵令嬢は、領地に戻って療養している」
「……そう、ですよね。あんなに辛いことがあったんですもの」
「しかし、君のことを案じていた」
「私を、ですか?」
「ああ……順を追って話そう。まず王妃の処遇だが、急病で倒れたということになった」
突然の報告に、返す言葉が思い浮かばないくらいには、驚いた。黙っていると、エドワード様は深いため息をつく。
「ベルフィオレ公爵が、二人の子爵令嬢を守らなければならないと嘆願してな」
「……クラリッサとマリアンヌを?」
なにか余計なことをお願いしてしまったかしら。
もしかして、あんなことが起きたから、二人は私のことを思い出すのも辛いのかも。だとしたら、贈り物は迷惑にしかならないのでは……
不安に俯きかけると、エドワード様は「心配ない」といって微笑んだ。
「二人の子爵令嬢は、領地に戻って療養している」
「……そう、ですよね。あんなに辛いことがあったんですもの」
「しかし、君のことを案じていた」
「私を、ですか?」
「ああ……順を追って話そう。まず王妃の処遇だが、急病で倒れたということになった」
突然の報告に、返す言葉が思い浮かばないくらいには、驚いた。黙っていると、エドワード様は深いため息をつく。
「ベルフィオレ公爵が、二人の子爵令嬢を守らなければならないと嘆願してな」
「……クラリッサとマリアンヌを?」