俺様CEOは激愛の手を緩めない~人生どん底のはずが執着愛で囲い娶られました~
梨乃の体を刺激する大きな手は器用で、身をよじらずにはいられない。

「将吾、私もう……」

目が潤んで美麗な顔がぼやけて見えた時、雄々しい侵入を受け入れた。

緩急をつけて繰り返されるリズムに快感がとんどん強まり、淫らにあえぐ。

自分ばかりが気持ちよくなっていては悪いと思って上にのってお返しすると、しばらくは面白そうな顔でされるがままになっていた彼がやがて余裕のない顔つきになる。

喜んだのも束の間で、「生意気だな」とベッドにうつ伏せに倒された。

今度は後ろから攻め立てられ、容赦ない激しいリズムに頭が真っ白になる。

同棲を始めて一年半ほどが経ち、黒見とは数えきれないほど体を重ねている。

お互いに新鮮味はないけれど慣れた分遠慮なく攻め合えて、夜の相性も最高だと感じていた。

飛んだ意識がゆっくりと戻ってくると、緩やかになったリズムの中で初めて抱かれた夜をぼんやりと思い出した。

(慣れたから遠慮も容赦もなくなったわけじゃなかった。将吾だもの、最初からそんなのない……)

恥ずかしいと言っても全身を隅々まで見られ、繋がる前から息も絶え絶えになるほどの快感を長時間与えられた。

やっとひとつになれたと思ったら、どういう攻め方が梨乃に合うのかと研究するかのように何度も体勢を変えられた。

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