君と青空
二見先生は私の1年生の時の担任の先生だ。
苦い記憶を、1年生の記憶を呼び起こさないで。
あの先生に淡い恋心を抱いたのも、
いや、それが恋心と言えるのかどうか、自分でもわからないような感情だけれど、
あの先生にお母さんのことで助けを求めても、“学校では家族間での問題は関係ない”と突き放されたことも、
でも、“いじり”のことに親身になって助けようとしてくれたのも、
あの先生を心の支えにして自主勉強を頑張ったことも、
それでも450点取れなかったことも、
それでも大好きでいたかったことも。
もう無かったことにしたいから。