社内では秘密ですけど、旦那様の溺愛が止まりません!
「うまい」
最初にけんちん汁から口にする。たくさん野菜を摂ってほしくて具沢山にしたから気にいってくれてよかった。すぐにムニエルやサラダにも箸をつける。あっという間に彼の胃袋に吸い込まれていくのを見てなんだかホッとする。
こういう時間が夫婦って感じがする、と私も見ているだけでホッとする。
「最近さ、開発部は人手が足りなくてさ。それでやることが増える一方なんだ。もしかしたら神谷がうちのチームに応援に来るかもしれない」
「え? そうなの?」
初めて聞く内容に少し驚く。
神谷くんに告白されたこと知ってる亮くんは一緒に働きにくくないのかな、とふと考えてしまう。それを感じ取ったのか亮くんは苦笑いを浮かべる。
「正直気まずい。だって俺の小春に告白したんだぞ」
うぅ……。そう言われると困る。
「……亮くんなら大丈夫。ちゃんと出来る人だもん」
「平常心で頑張るよ」
じとっとした目で私を見てくるので、
「お弁当頑張って作るからね!」
「……期待してる」
私は何度も頷き、ガッツポーズでアピールした。亮くんもそれを見て機嫌が良くなったようでホッとした。
最初にけんちん汁から口にする。たくさん野菜を摂ってほしくて具沢山にしたから気にいってくれてよかった。すぐにムニエルやサラダにも箸をつける。あっという間に彼の胃袋に吸い込まれていくのを見てなんだかホッとする。
こういう時間が夫婦って感じがする、と私も見ているだけでホッとする。
「最近さ、開発部は人手が足りなくてさ。それでやることが増える一方なんだ。もしかしたら神谷がうちのチームに応援に来るかもしれない」
「え? そうなの?」
初めて聞く内容に少し驚く。
神谷くんに告白されたこと知ってる亮くんは一緒に働きにくくないのかな、とふと考えてしまう。それを感じ取ったのか亮くんは苦笑いを浮かべる。
「正直気まずい。だって俺の小春に告白したんだぞ」
うぅ……。そう言われると困る。
「……亮くんなら大丈夫。ちゃんと出来る人だもん」
「平常心で頑張るよ」
じとっとした目で私を見てくるので、
「お弁当頑張って作るからね!」
「……期待してる」
私は何度も頷き、ガッツポーズでアピールした。亮くんもそれを見て機嫌が良くなったようでホッとした。