王子は完璧少女に甘すぎる
・・・・・・つか、こいつなんか嬉しそうか・・・・・・?

「なぁ、なんか良いことあったのか?」

「え・・・・・・?別、に・・・・・・」

そう言って塩は耳まで真っ赤にして俯いた。

・・・・・・可愛すぎるだろ・・・・・・。

「久しぶりに・・・・・・2人で帰れたから・・・・・・」

っ・・・・・・!?

空気にかき消されかけた声は俺の耳に届いた。

ただ、俺の心臓に悪すぎる。

塩から背けていた目線を塩に移すと、破壊力が強すぎた。

少し涙目の頬と耳と首が真っ赤な塩が俺と目があった。

「ぁ・・・・・・ぇ・・・・・・」

塩の口から漏れたその声がまた俺の心臓を壊そうとする。

・・・・・・俺、今日死ぬのか・・・・・・?

「えっと、さ・・・・・・こっち・・・・・・見ないで・・・・・・恥ずいし・・・・・・ダサいから・・・・・・」

・・・・・・可愛すぎる・・・・・・。

今すぐに言いたい。

塩に可愛いって・・・・・・。

好きだって・・・・・・。

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