王子は完璧少女に甘すぎる
俺、今日確実に死ぬ。

「「おーい!鷲!しお、ん・・・・・・?」」

相澤と愛衣が俺等を呼んだが、塩の顔が赤いせいで、声のトーンが下がった。

「鷲、何したの・・・・・・」

「なんもしてねぇよ」

相澤・・・・・・。

「うぅ・・・・・・恥ずい・・・・・・」

・・・・・・死ぬ・・・・・・可愛すぎる・・・・・・。

「凛空、凛空」

そう言い、愛衣は相澤の耳元で何かをささやきウィンクをした。

「ほんじゃ、ばいばーい!」

そして、相澤と愛衣がなにやらいそいそと帰っていった。

「あー・・・・・・悪、い・・・・・・」

正直言うと謝る意味が自分でもわからない。

「・・・・・・殺して・・・・・・」

は・・・・・・・・?

「恥ずすぎて死ぬ・・・・・・」

可愛すぎて死ぬ・・・・・・。

校門すらもくぐっていないのにもかかわらず塩は立ち止まった。

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