王子は完璧少女に甘すぎる
羅翔・・・・・・意地悪過ぎる・・・・・・。

「うぅ・・・・・・私の負けだからぁ・・・・・・」

もうやめてぇっ・・・・・・。

「・・・・・・はぁ・・・・・・」

私がそう言うと羅翔は私の手首から手を離して、顔を片手で覆った。

「莉緒、その顔はアウトだろ・・・・・・」

「ふっ・・・・・・ヤバッ・・・・・・」

羅翔がそう言うと、影の方から誰かの笑い声が密かに聞こた。

「えっ・・・・・・?」

私がその声をした方を見ると、紫音と愛衣が口を抑えながら笑いながら「バレちゃった?」と言った。

「ぁっ・・・・・・ぁ・・・・・・」

私は恥ずかしすぎて余計に顔を赤くした。

「いやぁ羅翔が莉緒以外の女とキスしたと思ったけど、ねぇ〜」

紫音がにやにやしながら愛衣と顔を合わせた。

「いや、もう紫音に話聞いてから生徒会から帰ってくるの待ち伏せしよってさ!そしたらさぁっ・・・・・・もうっ・・・・・・」

愛衣は半分笑いながら・・・・・・というか後半完全に笑いながら言った。

「まさか道端でイチャイチャすることある!?ってさあっ・・・・・・!」

紫音も笑い始めた。

恥ずかしい・・・・・・。
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