王子は完璧少女に甘すぎる

りお side椎 (6月)

小沢莉緒・・・・・か。

俺の脳はこのことで埋め尽くされていた。

だが小沢が笑うのは2年の前だけ。

流石に覚えれてないか。

俺はファッション部の勧誘と野球、サッカー、バスケットボール部の勧誘、女共を振り払うのに1時間かかった。

3歩歩けば人。

動けなかった・・・・・・。

っ・・・・・・。

昇降口の扉を出たところで、傘がないのだろう。

困ったように雨空を見上げていた。

「・・・・・・傘、ねぇの?」

は・・・・・・?

勝手に足が進んでいた。

いくら小沢でも・・・・・。

こいつが覚えてないんだったら媚びてくる可能性だって・・・・・。

「あ、な、ない・・・・で、す・・・・・」

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