王子は完璧少女に甘すぎる
「おぉ・・・・・・ホントに開けるとはね・・・・・・」

「流石に金属壊すのはヤバいだろ・・・・・・」

後ろから凛空と鷲も見えた。

どうやら羅翔は金属製の南京錠を素手で壊したらしい。

「蔵四季?さん、ここまで行くとは・・・・・・」

どういうこと・・・・・・?

「こーれ。本当に馬鹿。だって自分から退学処分になろうとしてるし」

凛空がそう言いながら私に渡してきたのは1枚の紙だった。

羅翔が私から離れ、私が凛空から紙を貰った。

『莉緒ちゃんどこでしょう!場所わかんないですか?私と付き合ってくれたら場所おしえちゃいましょうかね!ゲームスタート! 蔵四季叶海』

「これ、生徒会室に自分から渡しに来た」

鷲がそう言うと羅翔と凛空も頷いた。

「愛衣と紫音、時間的に悪いから誘わないで先帰っててって言っといたんだけど・・・・・・探すの思ったより時間かかっちゃったんだよね・・・・・・もう11時・・・・・・」

少し気まずそうに言う凛空。

「ううん、本当にありがとう・・・・・・」

「というか取り敢えず帰ろっか」

凛空にそう言われ私達は自分の寮室に帰った。

*  *  *

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