王子は完璧少女に甘すぎる
私があのゴミ箱に向かっていると、羅翔が私の腕を掴んでいた。

「どうしたの・・・・・?」

少し声が震えた。

「俺は・・・・・頼りないか・・・・・?」

「え・・・・・・?」

どういう、こと・・・・・?

「ねえ、羅翔、どういう・・・・・・」

私が言いかけたところで、羅翔が私を抱きしめた。

羅翔はもう何も言わずに私の頭を撫でながら抱きしめた。

「・・・・・・・俺は莉緒がものを捨てられ続けたことも知ってる、いつかは言ってくれるだろうとは思ったがこの様子だと莉緒は言わないだろ?」

・・・・・それは・・・・・そうだ・・・・・。

「心配、かけたく・・・・・ない、し・・・・・」

「・・・・・可愛い・・・・・」

っ・・・・・!?

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