王子は完璧少女に甘すぎる
「じゃあ、行こっか」

莉緒がそう言って、4人でフードコートへ行った。

*  *  *

「あ!みんな~!」

俺たちを見つけるなり嬉しそうに笑う紫音。

2人席を3つ繋げて、6人一緒に座れるようにした。

羅翔が莉緒の前に座って、その横に有無を言わせずに愛衣を座らせて、その後はぽけ~っと莉緒を見つめていた。

「羅翔何食べる?」

「莉緒は?」

「うーん・・・・・・」

莉緒がぐるっと周りの店を見ていると俺はふと気づいた。

・・・・・・てか、鷲喋ってなくね?

「紫音、鷲どうした?」

机に伏せている鷲。

「あーさっき寝ちゃったんだよね・・・・・・」

どうやら気が付いたら寝てたらしい。

「鷲、起きろ~」

寝ている鷲の頭をつんつんしている紫音。

「ん・・・・・・無理。寝る」

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