王子は完璧少女に甘すぎる
「・・・・・・俺も」

田所は特に興味を示さずに答えた。

「大丈夫だ」

莉緒と会えるならどんな用事があってもその時間帯は空ける。

「よし!じゃあ学校の近くのカラオケは特待生クラスの男子3人を見て気絶者続出しちゃうから・・・・・・駅前のところ意外と人少ないからそこ行こうよ!」

A組の奴らとよくカラオケを行くらしい七岡はこういう時にだけ役に立つ。

周りの女子らがキャーキャー騒ぐから頭痛がする。

「いいよ!羅翔が歌ってるところ見たらみんな気絶しちゃうかもね」

白川が笑いながら言った。

「面食い女子が多いからね。推しか恋かよくわかんないけど・・・・・・」

最後の方にか細く言う白川。

「大丈夫。俺は愛衣と紫音と莉緒以外は目の中に入ってないから」

普通に言ったら莉緒と七岡でも嫌がるかもしれないが・・・・・・莉緒と七岡が好きな白川なら別か。

「なんでわかったの⁉」

・・・・・・正解かよ。

「なんとなくかな?」

「はいはいいちゃつくのは二人の時にして」

七岡が呆れたように言った。

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