王子は完璧少女に甘すぎる
「莉緒は行くよな?」

羅翔が私に聞いた。

「行くよ・・・・・・?」

「じゃあ行く」

「「羅翔って・・・・・・」」

愛衣と紫音の声が重なった。

12月24日に噴水のある大きな広場の噴水の前で午前11時に集合することに。

毎年噴水ってどの場所も凍ってるから、噴水が出るかはわかんないけど・・・・・・。

私は、ワクワクしながらイブまでの日を過ごした。

*  *  *

私はうっかり楽しみすぎて、10時半に来ちゃったんだけど・・・・・・。

何でだろう・・・・・・。

噴水の近くのベンチに座っている鷲、紫音。

その横に愛衣、凛空と羅翔がいた。

「時間・・・・・・」

「なんか楽しみすぎて・・・・・・」

私がそう呟くと、紫音がえへへと言いながら言った。

うぅ・・・・・・。

どうしても共感しかできない・・・・・・。

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