王子は完璧少女に甘すぎる
雪だるまを作り始めた時一回グラウンドを出たと思ったら枝を何本か持って、10分ほどで帰ってきた。

多分、これに使いたかったんだよね。

羅翔が鞄から赤色のニット帽を出した。

『あ』ってこういう意味か。

「これ、羅翔のじゃないよね?」

なんか違和感がある・・・・・・。

「ああ。これ、弟の」

「私もできた!」

私が作ったのは、こじんまりとした雪だるま。

丁度手のひらサイズで、手に乗せてみる。

「わあ!可愛い!」

紫音が大きな声で言った。

「ありがとうっ・・・・・・」

「っ・・・・・・」

あれ?

羅翔の顔真っ赤になってる。

こんなに寒いんだからそこの温度欲しい・・・・・・。

私たちは、それからご飯に行った。
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