王子は完璧少女に甘すぎる
「あの雰囲気絶対鷲が紫音に逆チョコするよ!」

「あ!なるほど!」

愛衣が言うと、凛空が納得したように言った。

「ぎゃく・・・・・・ちょこ・・・・・・?」

羅翔が言った。

「逆チョコって言うのは、バレンタインに男子から女子にチョコをあげること!」

「・・・・・・ふーん」

羅翔は一瞬目の光が失ったと思ったけれど、すぐに元に戻った。

「ふはっ・・・・・・!羅翔、絶対あげればよかったって思ったじゃん!」

笑いながら言う凛空。

「・・・・・・うるせぇ」

否定しないんだ・・・・・・。

でも、ちょっと・・・・・・本当にちょっと欲しいと思った自分がいる。

「ま、とりあえず帰ろ!」

そう愛衣が言って、昇降口に行った。

ガタ

ドサドサドサドサ

私と羅翔が靴箱を開くと、何かの箱が大量に入っていて、それが落ちてきた。

「うわあ・・・・・・莉緒と羅翔もてもて・・・・・・」

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