王子は完璧少女に甘すぎる
凛空が若干引き気味に言った。

これ・・・・・・全部チョコレート・・・・・・?

「これ、全部私宛?誰かと間違われてない?」

「こんな量間違えるわけないでしょ!これ全部莉緒宛!」

「こ、こんなにもらえるわけないじゃん・・・・・・!なにかの間違いだって・・・・・・!」

さあっと血の気が引いた。

私、何かしちゃった・・・・・・⁉

ど、どうしよう・・・・・・!

「これ、いらないか?」

羅翔に問われた。

いらない・・・・・・?

こんなにもらったらちょっと何かしちゃったかもって思うけど・・・・・・本当に私宛だったら申し訳ないし・・・・・・。

私が悩んでいると、羅翔が全てをビニール袋に入れた。

「はい。俺バレンタインの日は絶対段ボールかビニール袋持ってきてるから!」

凛空が私と羅翔にビニール袋を渡した。

「あ、ありがとうっ・・・・・・」

一個ずつ、羅翔が入れてくれた箱を見ると、確かに『小沢さんへ』と書かれた手紙や箱があった。

私がこんなにもらえるなんて・・・・・・。

ちょっと恐怖にも感じるような量。

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