王子は完璧少女に甘すぎる
「やほ~」

明るく私たちに手を振る愛乃ちゃん。

「・・・・・・またお前か」

羅翔は莉音の顔を見てすごく嫌そうな顔をしていた。

「はじめまして!俺、田所真(たどころしん)って言います!」

見たことのない顔の男の子は結構前に鷲が言ってた弟くんかな?

奏楽くんは真くんの横でぐっすり寝ている。

「姉ちゃん!」

元気な紫音に似た紫髪の女の子。

紫野(しの)なんで⁉」

紫音が今までに見たことがないような驚いた顔で言った。

「お前らどうやって連絡とったんだよ」

羅翔が聞いた。

「それはそうと、姉さんたちそこ座りなよ」

莉音がそう言って5人が座っていたソファ席の隣にあるソファ席を指差した。

「オッケー!」

紫音がそう言って座った。

その横に鷲、そして凛空。

向いのソファに私、羅翔、愛衣の順番で座った。

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