訳ありイケメンは棘持つ花に魅入られる
というか、そもそも私は同僚に限らず、周囲の誰にも話していないのだ。
……ということは、私じゃなくてお見合い相手側から漏れた?
「あ! もしかして!」
菅野さんから話が流れた可能性に行き当たると、私はピンと来た。
そう、菅野さんと最初に会った合コンは、円香さんが幹事を務めていたのだ。
菅野さん、もしくは男性側幹事だった篠崎さん経由で、円香さんがお見合いの話を耳にしていてもおかしくはない。
……菅野さんってなんでもペラペラ喋りそうだもんなぁ。お見合いの相手、日時、場所まで誰かに漏らしてても不思議じゃないかも。
つまり、周りに回って、本当に偶然要さんの耳にまで届いたということだ。
ある意味、奇跡的な展開である。
その可能性が高そうだと要さんにも説明すると、要さんも驚いていた。
「現実は小説より奇なり、だね」
「ですね」
今となっては菅野さんの口の軽さに感謝しなければならない。
巡りに巡って要さんが私のお見合いのことを知ったからこそ、今の幸せがあるわけだ。
「まぁそういう経緯で亜湖ちゃんのお見合いのことを知って、居ても立っても居られなくて。亜湖ちゃんの望みを叶えると言いつつ、半分以上俺の望みだったかもしれない」
「いえ、あの時本当に今すぐお見合いから逃げ出したい気持ちに駆られてたから、助かりましたし嬉しかったです」
……ということは、私じゃなくてお見合い相手側から漏れた?
「あ! もしかして!」
菅野さんから話が流れた可能性に行き当たると、私はピンと来た。
そう、菅野さんと最初に会った合コンは、円香さんが幹事を務めていたのだ。
菅野さん、もしくは男性側幹事だった篠崎さん経由で、円香さんがお見合いの話を耳にしていてもおかしくはない。
……菅野さんってなんでもペラペラ喋りそうだもんなぁ。お見合いの相手、日時、場所まで誰かに漏らしてても不思議じゃないかも。
つまり、周りに回って、本当に偶然要さんの耳にまで届いたということだ。
ある意味、奇跡的な展開である。
その可能性が高そうだと要さんにも説明すると、要さんも驚いていた。
「現実は小説より奇なり、だね」
「ですね」
今となっては菅野さんの口の軽さに感謝しなければならない。
巡りに巡って要さんが私のお見合いのことを知ったからこそ、今の幸せがあるわけだ。
「まぁそういう経緯で亜湖ちゃんのお見合いのことを知って、居ても立っても居られなくて。亜湖ちゃんの望みを叶えると言いつつ、半分以上俺の望みだったかもしれない」
「いえ、あの時本当に今すぐお見合いから逃げ出したい気持ちに駆られてたから、助かりましたし嬉しかったです」