妻、猫になり逃走中! 至急確保し溺愛せよ!
「駆け落ちはないんじゃないでしょうか」
セレストさんに否定しても仕方ないのに、私は自分がキルステンを見捨てたみたいに言われるのは嫌だった。

「不仲なご夫婦だったみたいじゃない。他の男に目移りするわよ」

思わぬ返しがセレストさんから返ってくる。
私は思わず、フェリクスと目を合わす。

「とにかく、奥さんは大事にね。ちゃんと、定期的に抱いてあげなきゃダメよ」
セレストさんはフェリクスの腕をポンポン叩くと去っていった。

私はフェリクスと並んで笑顔を作りセレストさんに手を振る。

「何か、今日は収穫あった?」

二階の部屋に戻りながら、フェリクスに尋ねると驚くような話が返ってきた。

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