明治、契約の夜に咲く恋─御曹司の溺れるほどの愛
「君はもう、俺の妻だ。一生、側にいてくれ。」

「はい……」

そう返事をすると、旦那様は尚一層激しくなる。

「惇様ぁ……もう……」

「付き合ってくれ……空になるまで君を抱き潰したいんだ……」

私の中で気持ちが昂ってくる。

火照りが体中を巡って行く。

「ああ、いっちゃう……惇様……」

「珠緒、いかせるよ。俺の体で……」

私の体の入り口から、グチュグチュといやらしい音がする。

「ああ……いくっ、ああああ!」

その瞬間、旦那様の熱い情熱が私の体の中を駆け巡った。

「惇様……」

「珠緒。君はいつも俺を魅了する。」

そして寝台に二人で横たわると、惇様は腕枕をしてくれた。

「まさか君とこうして夫婦になれるなんて、思わなかった。」

「私もです……」

旦那様は、私の髪を撫でてくれた。

「不思議に思うよ。神様がめぐり合わせてくれたのだと思っている。」
< 59 / 60 >

この作品をシェア

pagetop