幼馴染みの重たい愛の隠しごと(マンガシナリオ)
バカみたいな俺の脳内は咳払いでかきけすと「もちろん」と答えて、俺もまなかに渡す。
「まなか、はい俺からクリスマスプレゼント」
俺が傍らから、その小さいものを取りだし、パカッと効果音がつきそうな形で開く。
まなかが息を飲んだのがわかった。
「俺とこの先もずっと一緒にいてください」
俺は遠回しにプロポーズの言葉を口にする。
まなかの目には涙が浮かんでいて、それがどんな気持ちなのか今では勘違いなどしたりはしない。
まなかは、言葉がでないのか、必死に首をたてに振り、小さな声で、「はいっ」と答えてくれる。
俺は手中にある箱から、リングを取り出すと、まなかの薬指はめた。