キス魔なカレシ。
 「はぁ…。教室に入りずらいな」

 教室の前で、立ち尽くす。

 もし、郁弥くんに会ったらどうしよう…。

 昨日の事、怒ってるかな…。

 誰かに言い触らしてないと良いけど…。

 色んな不安が頭をいっぱいにする。

 でも、悩んでても仕方ないし。教室に入ろう。

 「よしっ!」

 私は頬を叩きたがら、気合いを入れる。

 その時…

 「何してるの?」

 耳元で、郁弥くんの声がする。
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